校長室だより

校長室だより

1年生 がんばっています! 楽しんでいます!

全校朝会の話

1年生

―がんばっています! 楽しんでいます!-

  1年生の役割は、「じぶんで できることは、じぶんで する。」です。入学してから2か月が過ぎ、1年生は、毎日、いろんなことに挑戦しています。

 1年生は、1組から3組までの各クラスで、自分たちのクラスの目標をつくりました。この目標には、「げんき」「がんばる」「なかよく」「やさしい」…などの言葉が並んでいます。これらの言葉は、担任の先生が「どんなクラスにしたいですか?」と聞き、1年生のみなさんが答えた言葉です。この目標を見ると、1年生のみなさんが、どんなクラスにしたいと考えているか、どんな学校だと楽しく過ごせると考えているか…という1年生の思いが伝わってきます。

 1年生の教室を見てみると、「自分たちでできること」が、どんどん増えていることが分かります。4月には、6年生に手伝ってもらっていた朝の支度も、入学式の前に6年生が準備してくれた教室の飾りも、今は、自分たちでできるようになっています。書けるようになったひらがなも、増えてきました。計算もできるようになりました。係の仕事、給食当番やそうじ当番も、自分たちでやっています。

 先日、そんな1年生を見ていてすごいな!」と思うことがありました。それは、音楽集会での1年生の歌声です。3年ぶりに、全校のみんなが校庭に集まって、校歌と「八小の未来」の2曲を歌いました。その中で、一番元気がよく、一番大きな声で歌っていたのが1年生でした。この声を聞いて、学校全体が明るく元気になりました。

 1年生が がんばることで、学校全体が明るく元気になる…ということは、1年生には、学校を明るく元気にする力がある…ということです。1年生が、自分たちにできることに力いっぱい取り組む姿を見ると、その姿を見た周りの人にも元気が湧いてくるのです。

 これからも、「自分にできることを自分でしょう」と、がんばる1年生を、八小のみんなで応援していきましょう。そして、1年生のみなさんは、がんばる姿や入りいろな事への挑戦を楽しむ姿を、これからも大切にしていってください。

リーダーへの入門 -4年生の役割ー

令和5年5月15日(月)全校朝会の話

リーダーへの入門

― 4年生の役割 ―

 日野八小みんなの共通目標「今より もっと楽しい学校をつくる!」を実現するために、それぞれの学年が、自分たちの役割を果たそうとして、歩み始めています。

 4年生の役割は、「リーダーへの入門」です。ところでリーダーへの入門」とは、  いったい何でしょう?それは、次の3つのことに挑戦することです。

 ① 上の学年の一員として、5・6年生の動きをよく見る。

 ② 次のサブリーダー、リーダーとしての力を身につける。

 ③ 学年や学級を「今より もっと楽しくする」 取り組みを、自分たちの力で進めていく。

 先日の「委員会紹介集会の4年生の感想」の中に、「リーダーへの入門」の①と②に向かっ   て進んでいる4年生の姿を見ることができました。4年生の感想の中には、次のようなことが書かれていました。

 ◇発表の仕方を学ぶ姿 ⇒「とてもわかりやすく、上手な発表の仕方だな。」

 ◇新しいことに気付く姿 ⇒「委員会では、そういう仕事をしていてくれたんだ…。」

 ◇やる気いっぱいの姿に心を動かされた様子                                

   ⇒「委員長や副委員長さんは、めあてや夢をもっていてすごいな。一生懸命だな…。」

  ◇委員会活動をやってみたいと思う姿 ⇒「来年は、自分たちもがんばりたい!」

  ◇サブリーダーになった時の自分を思う姿 ⇒「自分も今の5・6年生のようになりたい!」

  ◇5・6年生に感謝する姿

   ⇒「委員会のおかげで、楽しい学校生活がおくれているんだな…。ありがとう!

 5月16日(火)に、4年生は校外学習に行きます。そのめあてにも、4年生の思いがあふれています!サブリーダー・リーダーへの第1歩を踏みだした4年生を、みんなで応援していきましょう!

 

校外学習『高尾山』 めあて … 自分をバージョンアップしよう!
1 頂上まで登りきる強いからだと心
2 友達を思いやるやさしさ
3 苦手なことに立ち向かう強さ
4 自然を楽しむゆとり
5 たくさんの人と笑顔であいさつ
高尾山にのぼって、ちょっぴり…強く、やさしく、大きくなろう

 

 

  

 

1年生を見守る2年生

5月8日(月)全校朝会の話

1年生を見守る

― 2年生の役割 ー

  先日、校庭で、1年生と2年生の交流会がありました。交流会で、2年生が1年生を見守る姿が、たくさん見られました。

 日野八小のみんなで目指しているテーマ「今より もっと楽しい学校をつくる」ために、各学年が担う役割のがありました。その中で、2年生の役割は「1年生を見守る」ことでした。この交流会の中で、2年生が、自分たちの役割をしっかりと果たしていた姿を、紹介します。

 まずは、校庭に集合する時のことです。グループごとに集合しましたが、1年生が迷わないように…と考えて、2年生がグループのプラカードを持って校庭で待っていました。

 校庭を移動する時にも、2年生は、1年生のペースに合わせて歩いていました。

 自己紹介をするときも、2年生から先に自己紹介をして、1年生にお手本を見せていました。1年生が自己紹介をすると、2年生が一人一人に拍手をしていました。

 遊具での遊び方の説明も、1年生に伝わるようにと、丁寧に、分かりやすく「工夫」していました。2年生と1年生が、一緒になって遊ぶ姿も、とても楽しそうでした。

 2年生は、1年生の案内をしながら、「こんなところにきれいな花が咲いている…。」「こっちの階段の方がのぼりやすいな…。」など、新しいことを発見していました。

 交流の時間の最後には、2年生から1年生に「また、一緒に遊ぼうね。」という言葉がありました。そんな2年生に、1年生から「ありがとうございました。」という言葉がおくられました。

 「今より もっと楽しい学校をつくる」ために、2年生が「2年生の役割」を一生懸命に 果たしている姿が、とても素晴らしかったです。このような取組を通して、私たちの日野八小が、「今より もっと楽しい学校」になっていけるのだと思います。

 2年生のみなさん…ありがとうございました。

 

→ 2年生の子供たちは、1年生と楽しい時間を過ごしながら、1年生に校庭での遊び方やルールを伝えることができるようにと、言葉を選び、説明の仕方や話し方、遊具を回る順番を考え、役割分担をして当日に臨みました。この過程で、2年生が「1年生のために…」と考えて「工夫したこと」が数多くありました。「今より もっと楽しい学校をつく」ために、本校の児童と教職員が共有するチャレンジ目標は、「くふうでつくる 日野八小 ―すすんで・みんなで・楽しんで―」です。2年生の姿に、自分たちの力でこの目標を達成していこうとする力強さを感じています。                     

 

子供がつくる「委員会活動」

5月1日(月)

今より もっと楽しい学校をつくる!

子供がつくる「委員会活動」

 昨年度から、本校では、子供と教職員の共通テーマ「今より もっと楽しい学校をつくる!」を実現するための取り組みの一つに、「委員会活動」を位置付け、活動の活性化に取り組んでいます。

 5・6年生で組織する委員会活動は、ともすると、学校全体に関わる仕事が各委員会に割り振られ、その仕事に委員会のメンバーが当番制で取り組んでいく活動になりがちです。この「やらされる委員会」から、子供たち自身が「今より もっと楽しい学校づくり」に向けて「やってみたいこと」にチャレンジする委員会に変えていこう…としています。この取り組みが、少しずつ前進してきました。

 月に1回の委員会活動の時間の終了後に委員長が集まる「コア・ミーティング」も、昨年度からスタートしました。2年目のコア・ミーティングは、昨年度より一歩前進しています。委員長同士で、お互いの委員会の役割を理解した上で、自分たちの活動をもっと楽しく、充実したものにするために委員会同士で協力を求め合う姿が見られるようになってきました。

<先日のコア・ミーティングの様子です>

〇代表委員会 … 私たちは、5月18日(木)にユニセフ募金を予定しています。ほかの委員会の皆さんにも協力してもらいながら進めていきたいと思っています。放送委員会に、募金のお知らせのアナウンスをしてほしいと思います。募金のポスターがユニセフ協会から届いているので、広報委員会に掲示をお願いしたいと思います。

〇放送委員会 … はい。それなら、朝の放送の時間を使ってアナウンスできると思います。ちょうど、木曜日は私の担当の日です。

〇代表委員会 … ありがとうございます。よろしくお願いします。

〇広報委員会 … (ポスターの現物と総量を確認した後)これなら、掲示できます。掲示の仕方について相談します。

〇図書委員会 … 私たちは、6月12日(月)~23日(金)まで、読書週間を予定しています。各クラスから「おすすめの本」を1冊ずつ選び、ポスターにしてもらおうと思っています。広報委員会で掲示をしてもらえますか。

〇広報委員会 … わかりました。掲示します。

〇栽培委員会 … 「おすすめの本」は、クラスからだけでなく、栽培委員会からも出したいと思いますが、いいですか。栽培や植物、自然に関する本などが紹介できたらいいなと思っています。

〇図書委員会 … ぜひ、お願いします。

 まだまだ、話し合いは続きます。「今より、もっと楽しい学校」の実現に向けて、子供たちが自ら動き始めていることが伝わってきます。子供が自分たちの力で、自分たち日野八小のための「委員会活動をつくっていこう」とする姿を、私たち教職員は全力で支えていきます。

5年生の決意 「全力サブリーダー!」

4月24日(月)全校朝会の話

5年生の決意 「全力サブリーダー!」

 日野八小の各学年の「役割」…5年生は「サブリーダー」です。5年生の教室の前には、「全力サブリーダー」と大きく書かれた文字が貼ってあります。今年度の5年生は、「サブリーダー」を越えた「全力サブリーダー」として活躍すること目指しているのです。

 「全力サブリーダー」とは、どんなサブリーダーのことなのでしょうか。掲示物を見てみると、「何事にも、全力をつくすこと」であると考えてることが分かります。

 何事にも…つまり、リーダーである6年生を支えることにも…。自分たちが5年生としてやるべきことにも…。毎日の生活の中で取り組むいろいろなことにも…今もっている力をすべて出しきって、いつでも 全力をつくす…ということを大切にしようとしているのです。

 この言葉に、5年生の強い決意が伝わってきます。

  5年生は、すでに、「全力をつくす姿」を、いろいろな場面で発揮しています。体育の授業でのバトンパスでは、「全力でバトンをパスする姿」「仲間を力いっぱい応援するする姿」がありました。体育館に集合・整列した場面では、「真剣に話を聞く姿」「力いっぱい物事に取り組もうとする姿」がありました。詩を視写した掲示物からは、「一文字一文字を、最後まで丁寧に、きれいに書こうとする姿」を感じます。また、図工の作品づくりでは、「工夫して表現しようとする姿」「自分の個性を生かそうとする姿」が感じられました。毎日に生活の中で見られるこのような姿から、5年生が「全力をつくす姿」を見ることができます。

 5年生の学年だよりのテーマも「全力」です。5年生には、5年生全員の力を合わせて、この目標を達成してほしいと思います。

 6年生のみなさんは、このような5年生を頼ってください。1年生から4年生のみなさんは、5年生の「全力で取り組む姿」を見たら、ぜひ、拍手をおくってほしいと思います。 そして、5年生が日野八小での「自分たちの役割」を果たしてくれていることに「ありがとう!」の言葉をおくりましょう。

   5年生の決意.pdf