学校の様子

学校の様子

【ESDミーティング】オリエンテーション

3月に行われる「ESDミーティング」に参加予定の児童を対象にオリエンテーションを行いました。

 昨年度から八小では「持続可能な社会の担い手として、汎用的に知識技能を働かせ、物事を解決する児童」の育成の一環として「ESDミーティング」を開催しています。「ESDミーティング」では、自分たちがこれから暮らしていく世界がよりよくなるためにはどうすればいいのか、自分たちで調べたことや解決のために実践したことを発表します。

今年は昨年度の人数を大きく上回る応募がありました。これは主体的に問題を解決しようとする児童が増えた結果であり、嬉しいことです。

オリエンテーションでは説明を真剣な眼差しで聞く姿や、分からないことについて積極的に質問する姿が見られました。発表する児童はこれから1カ月間発表の際に用いるスライドを作成していきます。自分たちで考えた『よりよい未来のためにできること』を、自信をもって多くの人に発表してほしいと思います。

 

3年生 図工「クリスタルアニマル」

 

3年生は光を通す材料(空き容器やビニール袋など)を組み合わせて、生き物をつくっています。

「ジュースが入っていたカップは、少し白っぽい透明だ!」「ペットボトルもいろんな形があるね」「卵パックのでこぼこは、耳や歯にできそう」などと、材料をよく観察して親しんでいる様子が見られました。

どんな生き物が出来上がるのか楽しみです。

 

戦争体験伝承者による学校平和講演会

 5年生と6年生が、「戦争体験伝承者による学校平和講演会」に参加しました。

 今から78年前の日本で起こった出来事について、戦争体験を伝承する方から直接お話を聞く今回の機会は、戦争をどこか遠い出来事、歴史の一部として捉えていた多くの児童にとって、とても心に響く時間となりました。講師を務めて下さった伝承者の方自身も、親族を広島の原爆で亡くす、という経験をされており、絵や写真を交えたスライドを示しながら広島で被爆した一家についてお話された内容は、現代の子供たちにとっても戦争を「自分事」として考えさせる大切な機会になりました。子供たちの感想の一部を紹介します。

「たった一つの爆弾で、たくさんの命が奪われたと考えると、とてもぞっとしました。私のおばあちゃんのお父さんはその時広島にいて、爆弾が落とされる瞬間を見た、と言っていました。体に大やけどを負いながら必死に「助けて」と言っている姿が言葉に出せないくらい痛々しかったと話しているのを思い出しました。」

「戦争に良い戦争なんて絶対にない、ということを改めて考えました。悲しい戦争のこと、被爆の体験を伝えられたのは、誰にも同じ思いをしてほしくなかったからだと考えました。」

「どんな理由があっても絶対に戦争はしてはいけないと思った。どの人にも家族がいて、その家族がいなくなったら、悲しくてショックを受けることが分かった。前より戦争が恐ろしいことだと分かった。」

「私にとって平和とは、多くの人が分かりあうことだと思います。相手を理解することでどうしてそう考えるのか、そうしたらこうすればよいのじゃないか、とこちらも相手のことを考えて行動できるからです。」

「私にとっての平和とは、家族や友達と一緒に遊んだりあったことを話したり、一緒にいたりすることだと思います。理由は友達や家族と一緒にいる時が一番楽しいからです。」

 伝承者の皆さん、日野市平和と人権課の皆さん、ありがとうございました。

卯年初めの席書会

1月12日、13日は全校で席書会を行いました。

「席書会」とは何ぞや?と思いますね。「書初め会」の方がよほど馴染みがあるとも思うのですが、「席書会」にも歴史があります。国語辞典で意味を調べてみると、

①集会の席上などで、即効的に書画を書くこと。またその書画。

②江戸時代、手習いの師匠が、その門弟その他の人々を集めて開いた習字の会。(精選版 日本国語大辞典より)

と書かれています。①も実に楽しそうですが、②の伝統がやがて正月の恒例行事となり、「心落ち着けて書に向かう」というような素敵な時間になったのだと想像されます。

さて、日野第八小学校の席書会は、低学年は硬筆なので各教室、3年生以上は毛筆を使って体育館で行いました。とくに午前中の早い時間帯は「きりり」を通り越したような寒さもある体育館ですが、ジェットストーブを焚いて、防寒対策もしながら実施しました。冬休みに練習してきた成果を発揮すべく、どの子も一字一字真剣に書き進める様子からは心地よい緊張感が広がり、遥か江戸時代から続く大切な伝統をしっかり味わうことができました。

校内書写展は1月21日(土)から始まります。ご来校の折にぜひご覧ください。

3学期のスタート!「始業式」

 3学期が始まりました。

 始業式では、校長先生から八小の子供たちの素敵なところ、「友達を大切にする」ということについてのお話がありました。2学期に行った児童へのアンケートでも、保護者へのアンケートでも、同様に大変高い数字(多くの人が友達を大切にしている、と感じている)が出てきました。学校にいるすべての子供たちが、お互いのことを「友達」と感じ、大切にできたら、「もっと楽しい学校」は必ず実現します。学年最後の3学期は、次の学年の「ゼロ学期」、つまり進級への準備の期間でもあります。一日一日を大切に、素敵な3学期にしていきましょう。

児童代表のスピーチ、今回は4年生の3人が「3学期頑張りたいこと」について、しっかりと決意を語りました。

・ノートを丁寧に書きたい。

・そうじにしっかり取り組みたい。

・苦手を得意にできるよう頑張りたい。

・「ありがとう」という言葉をたくさん使いたい。

・「書写」では、心を込めて丁寧な字を書きたい。

 学期の初めに自分の目標をしっかり立て、毎日積み重ねていけば、必ず大きな成果につながります。

 

2023年の幕開け 第13回どんど焼き

新年おめでとうございます。

日野第八小学校の2023年の幕開けは、1月9日のどんど焼きで始まりました。

市内でも校庭で実施しているのは珍しく、今年は「子供やぐら」も立ち上がり、大勢の子供たちを含め、400名もの参加者を集めて盛大に行われました。「新八お囃子会」の皆さんによるお囃子や獅子舞も盛り上がりに花を添え、抜けるような青空のもと、新しい1年の幸を祈ることができました。

すべての皆様にとって素敵な1年になりますように。もっと楽しい学校になりますように。

 

2学期終業式

12月23日、全国的にはクリスマス寒波の到来で大雪になっているようですが、東京は抜けるような冬晴れ。それでも北風が吹き荒れる寒い一日となりました。長かった2学期も終業式を迎えました。水泳指導、登下校で日傘をさしていたころは遥か昔のようにも感じますが、運動会、学習発表会等の大きな行事も無事終えて、今日の日を迎えることができました。保護者、地域の皆様のご理解とご協力に改めて感謝申し上げます。

 終業式では、校長先生から「ありがとうがあふれる学校」がどんどん実現していく様子について、アンケートの結果や子供たちの姿を紹介するお話がありました。一人ひとりが感謝の気持ちを持ってこその「ありがとう」。冬休みはぜひ家族や周りの人への感謝を伝える機会をもってほしいと願っています。

 児童代表の作文は2年生が発表しました。「3学期になったら、今のクラスで過ごせる時間が短くなってしまうから、一日一日を大切にしたい」、「今できることに精一杯取り組みたい、人に話すのが苦手だったけど、話しかけられるようになり。優しくすることができた!」、「1年生を招待して取り組んだ「おもちゃランド」が楽しかったこと。運動会では難しいダンスにちょうせんしたこと」の三つのお話は、どれも子供たちが生き生きと活躍し、大きく成長した様子が感じられる素敵なお話でした。

 最後は生活指導部から。「はひふへほ」を意識しよう、というお話、ぜひ思い出して、安全で楽しい冬休みを過ごしましょう。

それでは、良いお年を。

5年「社会科見学」

 社会科見学に行ってきました。見学場所は「明治なるほどファクトリー坂戸」と「所沢航空発祥記念館」です。

明治なるほどファクトリー坂戸では、「ミルクチョコレート」と「アポロ」の製造ラインを間近で見学することができました。製造ラインではたくさんのミルクチョコレートやアポロが次々と流れていく様子を見て子供達は目を輝かせていました。社会の授業で学習した、工場の安全な食品を素早く製造するための工夫を実際に見ることで子供達の学びが深まりました。

所沢航空発祥記念館では、たくさんの飛行機の模型や映像資料、体験コーナーなどを通して航空機について学ぶことができました。体験コーナーでは、飛行機の操縦体験ができるフライトシュミレーターや宇宙空間の低重力体験ができるスペースウォーカーを体験していました。

1年 生活科「こうえんにいこう」

生活科の学習で学校近くの公園へ行きました。

公園には学校と違った遊具や地形があり、休み時間校庭で遊ぶのとは違った遊びが多く見られました。

公園のルールを確認し、みんなで仲良く遊ぶことができました。

  

 

 

5年図工「消してかく」

コンテというチョークに似た道具を使って画用紙を黒く塗りつぶし、消しごむで消して絵を描く学習に取り組みました。

「消すのに描くって不思議な感じ」「鉛筆みたいに細かく表すのは難しいね」「消したところがぼんやり光っているみたい」などと、様々なことを感じながら取り組んでいる様子でした。

手を真っ黒にしながらも画用紙がより黒くなるように一所懸命にコンテの粉を擦り付けている姿が、とても意欲に満ちていて素敵でした。