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2025年12月の記事一覧
練習の成果はいかに?
今朝は、全校児童が校庭に集まりました。
先週行われた「縄跳び集会」の2回目が行われるためです。
各学級ごとに毎日練習してきて、この本番で、前回の集会よりどれだけ跳んだ回数を増やせるかがポイントになります。
まずは、低学年(1~3年生)の計測です。
前回より、明らかに縄を回すスピードが速くなっている学級が多く見られます。
かなり練習を積んできたのでしょう。
前回に引き続き、インターンシップ生も回し手で頑張っています。
続いて、高学年(4~6年生)の計測です。
各学級、長縄のノウハウは熟知してきており、ほとんど差があるようには見えません。
流れるように跳んでいきます。
そんな高学年の様子を見て、1年生たちも「頑張れ~!」と応援しています。
計測の結果を担任たちが本部に報告していきます。
4年生A「僕たち、前より80回以上増えたよ!」
練習の成果が実感できるのはとてもよいことです。【校長】
【潤八】「潤八ゆうびん」開始!
「潤八なかよし大作戦」の3つのイベント、両校ムービーの交換と今朝の合同児童集会についてはお知らせしましたが、もう1つのイベントも進行しつつあります。
先週の木曜日、「縄跳び集会」が行われた日(詳しくは、こちら)、実は、体育委員からの説明の前に、児童会本部役員会の潤八担当の児童から「潤八ゆうびん」の告知があったのです。
八小では、もともと、校内で学年・学級を越えて手紙のやり取りを行う「八小ゆうびん」に取り組んでいます。(詳しくは、こちら)
「潤八なかよし大作戦」の検討を行う中で、八小の代表委員会から「八小ゆうびん」を拡大し、「潤八ゆうびん」にして両校の「文通」ができないかという提案があり、本校も二つ返事でOKしたのです。
専用ポストは放送室の前に設置しましたが、子供たちは、こうしたグッズが大好き。
休み時間になると手紙を投函していきます。
ただし、何でも自由に書いていいわけではありません。
やはり、交流相手の学校に失礼があってはいけません。
そこで、両校とも切手を貼る場所に担任のスタンプ等が押されないと投函できない約束になっています。
投函された手紙は、児童会本部役員の潤八担当の児童が仕分けをします。
まさに「潤徳郵便局」です。
では、書いた手紙を誰が八小に届けるのか?
本校の特別支援教室の「ステップ教室」には、拠点校である八小の教員が本校に来て巡回指導を行います。
そこで、「配達員」として、本校の手紙を八小に届け、逆に八小からの手紙を本校に持ってきてもらいます。
本日、ここまで本校の児童が書いた手紙がステップ教室の教員に渡されました。
近日中に八小からの手紙も届くはずです。
配達日は、今日を入れて、今学期2回設定されています。
八小の子たちは本校のことをどう思っているのでしょうか。手紙が気になります。【校長】
【潤八】初の潤徳×八小合同児童集会!
昨日の臨時児童集会で告知があったとおり、今朝は、本校と八小の児童会本部役員会、代表委員会、集会委員会による初めての合同児童集会が行われました。
両校の全校児童がそれぞれの体育館に集まりました。
オンラインですが、参加者が1200名を超える大規模集会ということになります。
まずは、本校の児童会本部役員会、八小の代表委員会の代表児童からの挨拶です。
今回の集会のメインは、それぞれの学校クイズの出題です。
本校からは、○×クイズが3問出されました。
Q1「写真の場所は、『潤徳の丘』である。○か×か。」
Q2「潤徳小のキャラクターは、『ウリー』と『サクラモチ』である。○か×か。」
Q3「この写真の人は、潤徳小の校長先生である。○か×か。」
本校の児童にとっては、当然ながら基本問題ですが、八小の子たちは正解できたでしょうか。
とにかく、イベント好きな本校の子供たち。
自分の学校の基本問題であっても正解すると「イェー!」と大喜びです。
続いて、八小からも3問の問題が出されます。ただし、三択なので、本校より難易度がちょっと高めです。
Q1「日野第八小学校は何歳でしょうか?」→56歳
Q2「全校児童の人数は何人でしょうか?」→587人
Q3「オリジナルキャラクターの名前は何でしょうか?」→ハッピーはちはち
実は、これらの問題、昨日視聴した八小の紹介ムービーの中に全部答えが出ていたのです。
ですから、集中してムービーを見ていた子にとっては、簡単な問題だったはずです。
集会の最後は、本校の児童会本部役員会の潤八リーダーからの終わりの言葉です。
児童会本部役員会潤八リーダー「これからも『潤八なかよし大作戦』は続けていきます。みなさん、楽しみましょう!」
大きな拍手が送られました。(八小の様子は、こちら)
ということで、大きなトラブルもなく盛況のうちに終わった初の大規模コラボ集会でしたが、実は、当日を迎えるまでには相当な困難がありました。
これまでに、事前リハーサルを何回も行っているのですが、ことごとくうまくいっていなかったのです。
オンラインの場合、PC同士を接続するだけならそれほど難しくありません。
しかし、今回のように、両校の全校児童が体育館に集まる形式だと、自校の児童にはマイクで説明を行いつつ、相手校にはその音を届けなければなりません。
これがとても難しいのです。
内容が専門的になるので省略しますが、相手校の音が聞こえなかったり、ハウリングしたりするなどのトラブルが続出し、細かい調整を繰り返すことになりました。
PCも、説明者撮影用、プレゼンデータ表示用、体育館の児童撮影用などの複数台をコントロールしなければなりません。八小も同様の準備が必要です。
そのため、両校の担当教員同士は、今日の集会実施中もずっと電話をつなぎっぱなしで、互いの学校の音声や画面の状況を確認していました。
難易度の高い集会でしたが、無事やり終えた担当児童たちは意気軒昂です。
今日の集会はゴールではなく、スタートです。
八小と連携して、様々な取組がこれからも企画されることでしょう。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】鬼太郎(おにたろう)強し!
潤徳小に突如現れた凶暴なモンスターを退治するため、ベルマークの回収を呼びかけたエコ委員会の子供たち。(詳しくは、こちら)
先週の金曜日までが設定された回収期間でした。
昨日、委員会活動があり、エコ委員会の子供たちがベルマークの集計を行いました。
地道で細かい作業ですが、各クラスの集計結果をまとめていきます。
その結果が、今日の給食時間中に放送で発表されました。
エコ委員会児童A「低学年の部は、1位 3-1 1788ポイント 2位 2-3 938ポイント 3位 2-2 429ポイントです。」
エコ委員会児童B「高学年の部は、1位 4-3 1378ポイント 2位 6-4 1096ポイント 3位 6-3 822ポイントです。」
こうして、低学年(1~3年生)モンスターの「菌太郎(きんたろう)」、高学年(4~6年生)モンスターの「ヘドロボム」はかなり退治することができました。
エコ委員会児童C「ですが、ラスポスの『鬼太郎(おにたろう)』のHPはまだ残っていて、まだ倒せていません。みなさんのご協力をお願いします。」
今回の取組の誤算は、回収期間中に学年・学級閉鎖が連発したこと。
そのため、ラスボスを倒すまで回収期間を延長することになったのです。
集計結果が反映された最新情報が掲示板に貼り出されました。
それぞれのモンスターのHPに対し、倒すためのベルマークがどれだけ集まったかグラフ化されています。
これは、エコ委員会の児童が各学級のベルマークの点数をスプレッドシートに記入し、グラフ化した力作です。
「デジこれ」は、こうした日常の取組にも成果を表しています。
このグラフにより、ラスボスの「鬼太郎(おにたろう)」のHPは10,000ポイントであり、与えたダメージ数(学校全体の回収ポイント)は74.1%であることが分かりました。
つまり、まだ2,590ポイントが足りないのです。
ラスボスが暴れ回る状況が続いている潤徳小。
このままでは、安心して冬休みを迎えることができません!
潤徳ファンの皆様のご協力を引き続きよろしくお願いいたします。【校長】
【潤八】【デジこれ】八小と一緒に絶滅危惧種について考えよう!
本校と八小による「潤八なかよし大作戦」に関する3つのイベントが進みつつあることは前記事でお伝えしましたが、八小とのコラボはイベントだけではありません。
学校生活で最も重要な授業においても両校で協力し、学習効果を高める取組が進められています。
6年生は、外国語で「Save the animals」の学習に取り組んでいます。
世界が抱える諸問題やそれによって生息数を減らしている生き物の現状を調べ、そのことについての意見を英語でやりとりすることが学習の目標です。
通常であれば、学級内や学年内の意見交換を行うところですが、グローバルな問題を扱うわけですから、意見交換の範囲を広げた方が効果がありそうです。
そこで、「潤八なかよし大作戦」を進めている八小と本校の6年生同士で、合同の発表会を行うことになりました。
本校の6年生は自分の関心のある絶滅危惧種について調べ、生態や生息数減少の要因などについて「Canva」を使い、プレゼンテーションを作成しています。
6年生たちは、自作のプレゼン資料を使い、英語で八小の子たちに伝えていきます。
一生懸命調べても相手に伝わらなければ外国語の授業なので意味がありません。
この点が、総合的な学習の時間などで行うプレゼンとは大きく違います。
本校は、「デジタルを活用したこれからの学び」(デジこれ)推進地区実践校です。
その予算で購入した大型モニターの活用をこの授業でも進めています。
これまでも大型モニターの活用を進めていますが(詳しくは、こちら) 、今回は「デュアルスクリーン」の機能を使い、複数の画面をコントロールできるよう、さらに高度な活用方法を取り入れています。
自分の写っている画面、八小の子が聞いている画面、自分のプレゼンの画面をそれぞれ操作できるわけです。
小学生の授業としては大変レベルの高い情報機器の扱いですが、6年生たちは、マニュアルを確認しながら八小と協力してすんなりオンライン環境を整えています。
さすが令和の子たちです。
八小の子たちも、英語のプレゼンを一生懸命頑張って本校の6年生に伝えていました。
最後に両校の代表児童が感想を伝え合って(日本語)、オンライン交流は終了しました。(八小の取組は、こちら)
本校の外国語の授業では、振り返りもChromebookのシートに記入し、共有化しています。
6年生A「今日は八小の人たちとやって、関係が少し縮まった気がしたし、みんなの発表もめっちゃうまくて良かった!またやれたらいいなと思った!」
6年生B「今日は八小の人たちと外国語の発表会みたいなことをして最初はとてつもなく緊張していたけれど、やっていくうちに八小の子が優しく聞いてくれて嬉しかった。だから自信につながってうまく発表できた。この機会を作ってくれた先生に感謝。」
6年生C「八小の人たちと危険な生き物とその生き物を救うための方法を話すことができて、生き物を大切にしようとする意識が高まった。この経験を将来、仕事などにつくときに活かしていきたい。」
今日は、本事業を進めている東京都教育委員会、本市教育委員会の関係者の方々にも授業をご覧いただきました。
東京都教育委員会関係者「他の推進地区の実践校の様子も拝見していますが、これだけCanvaを使いこなし、モニターを活用している学校は初めてで、驚きました。」
「デジこれ」実践校は来年度までの指定になります。
研究を積み重ね、東京都をリードできるような「これからの学び」を提案できるようにしたいと考えています。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)