日誌

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東西潤徳小学校コラボレーション〜合同全校児童クリスマス&忘年会編〜

今朝、山都・潤徳小の池部校長先生から送っていただいた写真です。

校庭にうっすら雪が積もりつつあります。

今冬、最初の強い寒波が日本列島に入ってきており、標高の高い山都・潤徳小では、昨日、終業式を前倒しで実施するなど、積雪による休校のおそれも考慮しながらの教育活動が行われています。

しかし、今朝は、両校で準備を重ねてきた合同全校児童集会が行われる日。

この時期ですから、大人で言えばクリスマス会や忘年会にあたります。

パーッと派手に盛り上がって、1年を締めくくりたいと、本校としても山都町の気象状況に気をもんでいたところですが、スクールバスも動くとのことで、いつもどおりの登校が可能で、合同全校児童集会が実施できることになりました。

今回の集会で行われるゲームは2つ。

山都・潤徳小が担当する「目隠しバランスゲーム」と、本校が担当する「東西対抗ビンゴ」です。

本校では、昨日から、山都・潤徳小の運営委員の子供たちがデザインしたビンゴ用紙に任意の数字を入れ、スタンバイ状態になっています。

  

なお、本校からは、集会委員がデザインしたビンゴ用紙のデータを山都・潤徳小向けに送っているので、山都・潤徳小の子たちは、この3種類の用紙から好きなデザインを選んで遊ぶということになっています。

それでは、集会、スタートです!

と、簡単に書いていますが、この集会は、本校の多目的室をキーステーションにして、本校の22学級と山都・潤徳小の3つの教室を合わせた、全部で26か所の同時生中継となる、大変高度なオンライン集会となります。

多目的室からは、画面越しからしか状況を知ることができません。

集会委員会の担当教員は、しばらく前から胃の痛むような思いで準備を進めてきました。

ミスや回線エラーがあると、集会が台無しになってしまうため、一発勝負の緊張感が漂います。

最初のゲームは、「目隠しバランスゲーム」です。

山都・潤徳小の運営委員の子たちの説明を聞きます。

目をつぶって片足立ちになり、どれだけ足をつかずに立っていられるかというゲームです。

足をついてしまったら、座ります。

各学年には目標タイムがあり、最長は6年生の3分間になります。

各教室、一斉にゲームスタートです。

最初は順調ですが・・・

すぐに足をついて、脱落してしまう子もいます。

教室の後方でバランスをとる子も。頑張れ、頑張れ!

日野潤徳児童「あと、何分~?」

時間が経ってくると、苦しそうな声も上がります。

体力向上ゲームでもあるようです(笑)

司会や運営をしている集会委員の子供たちも、画面を見ながら、両校を応援しています。

「宇宙一」の6年生なはずですが・・・

今回のゲームは、大苦戦のようです。

最後まで残った子には、拍手が送られました。

次のゲームは、「東西対抗ビンゴ」。

事前準備をしていたときには、両校で純粋にビンゴを楽しむという計画だったのですが、本校は22学級、山都・潤徳小の全校児童数は22名であることから、直前に変更し、両校の対抗戦にすることにしました。

本校の集会委員会の児童から、ルールの説明をします。

・ビンゴカードの9マスに 1 から30までの数字を書く。

・たて 横 ななめの1列がそろったらビンゴ。ビンゴになった学級(山都・潤徳小は個人)はGoogle Meetの挙手ボタンを押して集会委員に知らせる。

たまたま、本校の学級数と山都・潤徳小の児童数が「22」だったため実現したビンゴ対抗戦。

ビンゴに強いのは東日本か、西日本か、天下分け目の潤徳合戦が始まります。

「どうする潤徳」です!

ルーレットのソフトを活用し、本校の各学級と山都・潤徳小にルーレットの画面を送信することで 、1,000km以上離れた両校が同時にビンゴを行うことができるようになります。

ルーレットで出た数字をビンゴ用紙にチェックしていきます。

画面に出るルーレットの数字を祈るように見つめる子供たち。

だんだん、「リーチ」になる学級も増えてきます。

山都・潤徳小の子供たちも同様なはずです。

どちらが、早く、そして多くビンゴになるか・・・。

リーチになった学級から、「3!3!」や、「15!、15!」などの、出てほしい数を絶叫する声が廊下に聞こえてきます。

やりました!

いち早くビンゴになった3年1組の子供たちは、お祭り騒ぎです。

キーステーションの多目的室では、ビンゴになった学級をチェックし、山都・潤徳小でビンゴになった子の数を聞いて、勝負の判定をします。

その結果は、何と「5対5」!

まぁ、今まで仲良くしている両校なので、対抗戦も引き分けということで・・・。

東日本も西日本も、ビンゴの神様は公平であるということが証明されました。

画面には、本校の各学級からのチャットも映っていて、

日野潤徳6年1組「数字が1つも出ませんでした・・・」

という泣き言や、

日野潤徳4年3組「こちらは、トリプルビンゴになりました!」

といったラッキークラスの報告などで大笑いとなりました。

閉会の言葉は、山都・潤徳小の運営委員からです。

山都潤徳運営委員「このコラボができるのもあと約3カ月しかありません。残りの交流も思い出に残るよう楽しみましょう。」

ちょっと、しんみりした気持ちになります。

今回、本校の集会委員、山都・潤徳小の運営委員、両校の担当教員が入念な準備を行い、「総力戦」で集会の成功につなげました。

1年前に東西コラボをスタートした頃を振り返ると、両校の技術面での進歩は著しいものがあります。

今学期の両校の交流のよい締めくくりができました。

来学期は、山都・潤徳小の閉校を見据えた、ちょっと切ない交流になってきそうです。【校長】

(山都・潤徳小の集会の様子は、こちら

縄跳び集会・続報

今朝の縄跳び集会で、「学級内ベスト」をねらって、全力で取り組んだ子供たち。

「学級内ベスト」が出たところは、朝から大盛り上がりをしていました。

縄跳び集会自体は、記録をとったところで終わり、子供たちは校舎内に戻っていきましたが、企画した体育委員会の子たちは、各学級の記録の集計作業を行います。

給食の時間中に、放送で結果発表をするためです。

給食の時間中に放送室に集まってきた体育委員の子供たち。

いよいよ、結果発表です。

体育委員児童「それでは、縄跳び集会の結果を発表します。低学年の1位は2年3組 72回、中学年の1位は4年1組 148回、高学年の1位は・・・」

体育委員児童「5年2組 156回でした!」

放送を聞き、喜びが爆発する5年2組の子供たち。

大繩の回数は、練習の努力にほぼ比例します。

休み時間に頑張ってきたことがうかがわれます。

「宇宙一の6年生」を撃破した5年2組の子供たち、何と表現すればよいでしょう?【校長】

inputしたことをoutputできるように

2学期末を迎え、これまで学習したことを互いに発表し合う活動が増えています。

3年生は、総合的な学習の時間に調べてきた「日野市の食べ物はかせになろう」の発表を行っていました。

3年生A「甘いぶどうを見分けるコツは、色とつやです!」

質問などを受け付けながら、しっかりと発表しています。

さつまいものことについて、本にしてまとめた発表方法もありました。

野菜や果物などの、日野産の食べ物の特徴、育て方、調理方法などについて工夫して発表していました。

こちらは、2時間目と3時間目を使って行われた、4年生の「SDGsについて考えよう」の学年発表会の様子です。

総合的な学習の時間で、SDGsについて調べてきた4年生たち。グループごとに「17のゴール」について分担し、調べたことを発表しています。

 

4年生は、4学級が同じ2時間目と3時間目に発表することにより、発表グループと聞き手グループが学級の枠を越えて、バラバラになっています。

発表方法も、紙芝居形式、模造紙発表、Chromebookを使ったプレゼンなど様々です。

校長も、各グループの発表を回りながら聞いてみました。

写真のグループは、「17のゴール」のうち、「6. 安全な水とトイレを世界中に」に関する発表をしていました。

(なお、校長の様子を撮影しているカメラマンは4年生です。)

南スーダンの多くの子供たちが亡くなっている事例を紹介し、衛生的な水を確保することの重要性などを発表していました。

本校では、こうした、調べて得た知識(input)を他者に向けて発表(output)する活動を重視しています。

個人で得た知識を、他者に広げる活動を行うことで、その知識が定着したものになるからです。

他者に分かりやすく知らせるためには、紙を使ったり、ペープサートを使ったり、ICT機器を使ったりと、様々な表現方法を工夫することになります。

また、発表する相手も、ペア、グループ内、学級内、学年内、異学年同士、地域や保護者の方対象、山都・潤徳小の子たちなど、様々な対象があり、それによって、難易度も変わってきます。

さらに、発表に対して、質問や感想を受け、対話をすることで、より深い学びにつながっていきます。

本市では、「第3次日野市学校教育基本構想」で「対話」を重視した基本理念を掲げています。 

(「第3次日野市学校教育基本構想」については、こちら

本構想は、今年度が最終年度でもありますので、本校としてのまとめをしっかり行っていきたいと考えています。【校長】

縄跳び集会開催・縄跳び旬間終了

本日(12月20日)の朝、縄跳び集会を開催し、「記録会」を行いました。

(縄跳び旬間開始日に実施した縄跳び集会の様子は、こちら。)

(縄跳び旬間中に長縄の練習に取り組む子供たちの様子は、こちら。)

 

体育主任の合図で、「150秒(2分半)」の間、各学級が何回跳ぶことができたか記録を取りました。体育委員会の児童から、「低学年は50回、中学年は100回、高学年は150回をめざしてがんばろう!」という励ましの放送がありました。

 

本日の記録会での記録は、初日の記録と比較してどうだったでしょうか。昼の放送で、各学級の記録を発表する予定です。日頃の練習の成果が発揮できた学級も、残念ながら記録会での結果が振るわなかった学級も、この2週間よく頑張りました。引き続き、縄跳び遊びに取り組み、楽しみながら、自身の体力向上につなげてほしいと思います。

東西潤徳小学校コラボレーション〜全校児童集会準備編2〜

いよいよ、明後日に迫った山都・潤徳小との合同全校児童集会。

今日は、昼休みにオンラインでつないで、本校の集会委員の司会グループと山都・潤徳小の運営委員とで事前リハーサルが行われました。

校長「これって、すごいことなんだよ。遠く離れた2か所を生中継でつないで一緒に遊ぶんだから。子供だけでテレビ番組作っているようなものなんだよ。」

本校の集会委員にコラボ集会の意義を話しましたが、みんなキョトン顔。

オンラインに慣れた子供たちにとっては、日常のことのようです。

今回も、山都側からは3名の運営委員の子たちが参加してくれました。

互いに司会原稿などを作成しているので、それに沿って、リハーサルを進行します。

本校の集会委員の司会グループは6名。

山都・潤徳小運営委員「・・・、最後まで残った人には拍手を送りましょう!」

リハーサルなので、実際にゲームなどをしているわけではないのに、ノリよく拍手する本校の集会委員たち。「潤フェス♪」のノリが色濃く残ります。

ゲームの内容は、明後日の本番までナイショなのですが、Chromebookを駆使しながら、両校が楽しめるように工夫しています。

互いに質問や意見などを出し合い、建設的なリハーサルになりました。

 

両校で協力して、合同全校児童集会の成功につなげます。

明後日が楽しみです。【校長】

(山都側から見たリハーサルの様子は、こちら

おいしいパフェ(1年)

本日(12月19日)、1年生のある学級では、図工「おしゃれなパフェ」の学習が行われていました。前回の様子は、こちらへ。

めあては「おいしそうなパフェをつくろう」です。

粘土、綿、毛糸などを使って、パフェの材料を作っていきます。ペットボトルをパフェの容器に見立てて、材料を盛り付けていきます。

色とりどりのおいしそうなパフェの完成です。

書き初めの練習(硬筆・毛筆)

終業式を来週に控え、どの学年の子供たちも「書き初め(席書会)」の練習に取り組んでいます。本日(12月19日)は、5年生と1年生が練習をしていました。

5年生は、書き初めで「希望の朝」を書きます。講師から、穂先の動きについて具体的な指導を受けていました。

実際に、長い半紙に「希」を書いてみます。

5年生の子供たちは、集中して真剣に取り組んでいました。

1年生は、書き初めで「お正月のあさです。」という書き始めの文を、手本を見ながら鉛筆で書き写していました。

 1年生の子供たちから、「姿勢や筆記具の持ち方を正しくして書こう」という意識が感じられました。

クラブ活動(2学期最終回)

今日は、4~6年生のクラブ活動が行われました。

2学期最後の活動です。これまでのまとめを含めた活動を行っているところも多かったので、様子をご紹介します。

クラフトクラブです。クリスマスリースを作っています。画用紙の上の方には、「日野市市制60周年 潤徳小開校150周年 おめでとう」と書いてあります。今年ならではのすてきなリースです。明日から各教室等に飾られます。

音楽クラブです。あいみょんの「マリーゴールド」の練習です。

生き物クラブです。今日は、冬の生き物を探し、Chromebookで写真に撮る活動で、校舎周りをいろいろ探していますが・・・

とんぼ池の周りでもほとんど見付からず、若干、途方に暮れる子供たちです。

卓球クラブです。ギャラリーが多いので、試合をしている子も緊張している感じがします。

ミニチュアクラブです。やはりいました!ウリーとサクラモチは、子供たちに完全に浸透しています。

イラストクラブです。教室の中はシーンとしていて、絵を描くことに没頭しています。ここでも、Chromebookは必需品。サンプルになる画像等を検索して、イラストに活用しています。

パソコンクラブです。「Scratch」でプログラミングの練習をしています。自分で作ったキャラクターが出した命令どおりに動いて喜んでいる子供たちです。

ダンスクラブです。ハイテンポな曲でも一糸乱れず踊る子供たち、「潤徳46」といった感じです。

陸上クラブです。リレーに取り組んでいます。さすが、陸上を選んでいる子供たち、どの子も真剣に走っています。

球技クラブでは、バスケットボールに取り組んでいました。6年生は優しく下級生に教えてあげています。

家庭科クラブでは、ミシンの基礎練習に取り組んでいました。様々な厚さの布で試し縫いをしています。

科学クラブでは、「スノードーム」を作っていました。ペットボトルの中にキラキラした飾りなどを入れ、水と液体のりを入れると、とてもすてきな置物ができ上がります。日光などに当てるととてもきれいでした。

自分の好きなことに没頭できるクラブ活動。今日もたくさんの笑顔があふれていました。【校長】

縄跳旬間の取組

本校では、12月7日(木)から20日(水)までの期間を、「縄跳旬間」としています。

(縄跳旬間開始日に実施した縄跳び集会の様子はこちら

中休みや昼休みに、子供たちは、校庭で長縄や短縄に取り組んでいます。

縄跳旬間最終日の12月20日(水)に予定されている「記録会」に向けて、長縄の練習を行っている子供たちが多くいました。

 

教員も、子供たちと一緒に取り組みます。

 

縄跳旬間は、明後日(12月20日)までとなります。「記録会」で、練習した成果が発揮できることを期待しています。がんばって!

平和講演会(5・6年)

本日(12月15日)の3校時、戦争伝承者である講師をお迎えして、5・6年生を対象とした「平和講演会」を開催しました。この平和講演会は、日野市平和と人権課の事業として実施しています。

 

本日は、1945年3月10日に発生した「東京大空襲」で被害にあわれた方(愛称「はあ坊」様)についてのお話をいただきました。5・6年生の児童は、講師の話をじっくりと真剣に聞いてきました。

 

ご来校いただきました講師は、現在、東京都内の小学校にご勤務し、6年生の担任をされているということでした。戦争伝承者として、戦争を体験した方から話を聞き、多くの方に伝える活動をされているようです。本日は、ご勤務されている学校で1校時の授業を行った後、本校に駆け付けてくださったとのことでした。ご多用中にも関わらずご来校いただき、子供たちに貴重なお話をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

たてわり班遊び

1学期にたてわり班が発足してから、毎月1回の頻度で実施している「たてわり班遊び」。12月分のたてわり班遊びは、本日(12月14日)の昼に実施いたしました。とてもよい天気に恵まれたので、室内だけでなく校庭でもたてわり班遊びを行うことができました。

校庭遊びの割り当てになっているたてわり班の児童は、「だるまさんがころんだ」、「長縄跳び」、「ボール遊び」などを楽しみました。

 室内での遊びの様子です。

 

多くのたてわり班の子供たちは、定番の「なんでもバスケット」、「震源地ゲーム」、「ハンカチ落とし」などの遊びを楽しみました。

中には、ICT機器を活用した令和らしい遊びに取り組むたてわり班もありました。

 

 

 「日野市市制60周年 開校150周年記念」の記念すべき年に様々なイベントを行った子供たちは、確実に企画する力が向上しました。頼もしい本校の自慢の6年生。次回のたてわり班もよろしくお願いします!

Where do you want to go?

5年生が外国語の授業に取り組んでいます。

内容は、「Where do you want to go?」です。

英語ルームの黒板には、大きな日本地図が掲示されています。

それぞれの県には、名所、名産品などが英語で示されてます。

(例)岩手県・・・「Koiwai Farm」、「wankosoba noodle」、「Nanbu Tekki ironware」

   兵庫県・・・「Koshien Stadium」、「Kobe beef」、「konotori」

外国語専科「Where do you want to go?」

5年生たち「I want to go to Miyagi.」

繰り返し、定型のフレーズを練習します。

近くにいる5年生にちょっと聞いてみます。

校長「ねぇ、どこの県に行ってみたい?」

5年生A「私は、歴史が好きだから、浜松城のある静岡県に行ってみたいなぁ。」

5年生B「沖縄県!あったかいもん!」

ちょっと楽しそうなので、校長も授業に乱入です。

校長「I want to go to Kumamoto.Because I like Kumamo~n!」

5年生たち「あはは」

子供たちも互いに問題を出し合いながら、英語での表現に慣れていきます。

校長にも問題が出されました。

5年生C「mango」

校長「It's Miyazaki prefecture.」

5年生D「maiko」

5年生E「Kyoto!」

外国語専科「『maiko 』(舞妓)は近畿地方のところに紹介されてるね。」

5年生F「先生、近畿って、どこっすか?」

・・・47都道府県は4年生の社会科で学習済み。外国語以前の基礎知識に不安がよぎります。。。【校長】

東京教師道場 部員による授業公開

東京都には、「東京教師道場」という研修制度があります。

道場の部員となった教員は、2年間にわたり、専門とする教科等について様々な指導を受けながら、授業研究等を通して自らの資質・能力を向上させるとともに、研究成果の普及、還元を図ります。

本校には、「体育・保健体育」の部員の教員が在籍しており、本日の5時間目、2年間の研究成果を発揮すべく、授業公開を実施しました。

公開学年は2年生です。

多くの参観者に囲まれ、緊張しつつもやる気いっぱいな子供たちです。

メインの活動は、「トレジャー☆ハンター」です。

子供たちは、腰に2本のフラッグ(バンダナ)をつけています。

攻め手と守り手に分かれ、攻め手がスタートラインからゴールラインまで走る間にフラッグを取られなければ、残ったフラッグの数が得点になります。

攻守を交代し、制限時間内にどれだけ得点を取れたかで勝負が決まります。

やみくもに走っていてはすぐにフラッグを取られてしまいます。

今日のめあては、「どのようにしたら、チームでより多くの点を取れるか」ということです。

2年生A「フェイントを入れて動けばいいと思います。」

2年生B「敵の少ないところを、見ている味方が教えるといいと思います。」

チームで作戦を相談し、「エイ、エイ、オー!」などと掛け声をかけ、気合を入れます。

マル秘の作戦を考えながら、楽しくゲームに取り組んでいました。

中には、80点以上の得点を上げたチームもありました。

作戦が大成功だったようです。

体育に限らず、授業では振り返りをすることが大事です。

今日の授業で、どんなことがよかったのか、全体で共有します。

また、個人としても学習カードに記入し、次回以降の授業につなげていきます。

日野市だけでなく、他地区からも多くの先生方が授業公開に参加してくださいましたので、校長からも会場校を代表して挨拶です。

参観していただいた先生方からは、多くの貴重なご意見をいただきました。

また、講師の先生からは、授業者の部員の教員のよい点をたくさん褒めていただくとともに、体育の授業だけでなく、子供たちが主体的に学ぶ重要性などについて、熱心にご講義いただきました。

本校の多くの教員も授業公開を参観しましたので、今回いただいたご意見、ご指導いただいた内容を学校全体の体育の授業改善にいかしていきたいと思います。【校長】

子供たちの学習の様子

本日(12月12日)の1校時、2年生のある学級では、算数の授業「1の段の九九をつくろう」が行われていました。

 

2年生の教室内には、かけ算表が掲示しています。

今、2年生の子供たちは、授業時間に限らず一生懸命に九九の暗唱に取り組んでいます。

 

2校時、5年生のある学級では、算数の授業「三角形の高さと面積の関係」が行われていました。当然のことながら、1の段の九九を構成している2年生の算数の学習と比較すると、学習内容が難しくなっていることが分かります。

 

3・4校時、1年生のある学級では、図工の授業「粘土でパフェづくり」が行われていました。

 

紙に描いた設計図に基づいて、アイスやフルーツなどの細かいパーツを作っていました。

おいしそうなパフェの完成に乞うご期待です!

2学期も残すところあとわずか。今日も、子供たちは、様々な学習に集中して取り組んでいました。

潤徳小学校、閉校に向けて・・・

閉校・・・とは言っても、本校のことではありません。

山都・潤徳小のことです。

開校150周年記念式典等の一連の盛り上げイベントでお祭りムードが続いている本校に対し、山都・潤徳小は、12月に入り、閉校に向け、来年4月からの統合先である、山都町立矢部小学校の児童との交流を開始したり、山都・潤徳小の校内の荷物を整理し始めたりするなど、閉校が現実のものとして感じられるようになっているとのことです。(矢部小学校との交流の様子は、こちら

そんな中、山都町の観光、文化情報等を子どもたちが発信する番組「YAMATOてれびNOW」で、山都・潤徳小のことが特集されているとの情報を山都・潤徳小のホームページで見付けましたので、本校の「潤徳小デジタルサイネージ」で放送を流してみました。(「YAMATOてれびNOW」とは?詳しくは、こちら

子供たちに放送の予告はしていないのですが、目ざとい子供たちは、モニターの内容が変わっていることにすぐに気付きます。

校長「『潤徳小学校』って、画面に書いてるけど、どこのこと?」

6年生A「え?どこだろう?こんな場所、知らないし・・・」

6年生B「あ、でも、『YAMATO』って画面に出てるから、熊本の潤徳小のことじゃない?」

さすが、よく気付きました。

6年生C「へぇ、向こうも稲刈りとかやってるんだ・・・」

5年生のときに、米作り体験を年間通じて取り組んできた6年生。共通点を感じているようです。

6年生D「あ、これって知ってる。竹で演奏しているやつでしょ?向こうのお祭りでも演奏してるって言ってたね。」

6年生E「でも、何で、熊本の潤徳小がテレビで特集されてるんだろう?」

6年生F「右上に『令和5年度で閉校する』って、書いてるあるよ。だからじゃない?」

6年生E「あぁ、熊本の潤徳、もうすぐ閉校になっちゃうんだね。」

6年生以外の学年の子たちや教員も、モニターの前を通ると、足を止めています。

(「YAMATOてれびNOW☆Vol.11」の動画は、こちら

さらに、今日は、両校の集会委員会×運営委員会の児童同士の2回目の打合せ日です。

せっかくなので、「潤徳小デジタルサイネージ」で「YAMATOてれびNOW」を流しているところをオンライン会議の前に見てもらいました。(動画撮影は、たまたま近くを通りかかった児童にお願いし、校長がその様子を写真に撮っています。)

校長「何が映ってるか、分かる~?」

山都・運営委員児童たち「分かります~!」

いきなり、自分たちが映っているモニター画面が流されて、ちょっと戸惑う山都の子たちです。

ついでに、昼休みに各学級が校庭で大繩練習をしているところも紹介しました。

本編の、12/21の児童集会の打合せでは、それぞれの遊びの進め方や、役割分担、リハーサルの日時などについて確認をしました。(山都側から見た打合せの様子は、こちら

 

その後、6時間目に行われた委員会活動の時間に、両校の打合せの内容について、他の集会委員の児童に伝達し、本校内での役割分担や準備方法等について話し合いを行いました。

 

閉校は、簡単に言えば、全校児童の集団転校と全教職員の熊本県内への異動を指します。

山都・潤徳小の児童にとっても、教職員のみなさんにとっても、大きな人生の節目ということになります。

本校としても、山都・潤徳小の関係者の方々の思いに寄り添いながら、残り少なくなってきた交流の機会を大切にしていきたいと思います。【校長】

東西潤徳小学校コラボレーション〜全校児童集会準備編〜

12/21(木)の朝、児童集会が行われます。

この集会を、山都・潤徳小とのコラボで実施しようと、本校の集会委員の児童が提案しました。

このことを受け、両校の担当教員が調整を図り、山都側で都合をつけてくださって、実施する運びとなりました。

12/2(土)の開校150周年記念式典等で山都・潤徳小の池部校長先生が来校された際、本校からの「依頼動画」を撮影したのですが、音声が入っていなかったことから、あらためて、今日、事前打合せを行うことになりました。(詳しくは、こちら

本校からは、集会委員会の委員長と副委員長、山都側からは、運営委員会の委員長、副委員長、書記が参加し、両校児童のトップ会談となりました。

まずは、互いに自己紹介。

とは言っても、「コラボ集会」は2回目。(1回目の様子は、こちら

1回目の経験があり、知っている仲なので、互いに緊張するというより、久々に遠方の友達に会う感覚です。

その後、互いにオンラインで楽しめる遊びについて、考えてきたことを発表し合い、協議を行いました。

山都潤徳運営委員A「日野潤徳では、児童集会は、各教室をオンラインで結ぶのですか?体育館に全員集まるのですか?」

・・・鋭い!確かに、それによって、遊べる内容は変わってくるわけです。

想定外の質問が出て動揺する日野潤徳側の担当教員と集会委員たちですが、本校は、「潤フェス♪」などの特例を除いて、全校児童が体育館に集まることはなくなっているので、

日野潤徳集会委員A「こちらは、オンラインで結ぶ集会にします。」

と答えました。

山都潤徳側からは、3つの遊びの提案がありました。

同じような遊びであっても、呼び名が違い、東京と九州の距離の遠さを感じます。

日野潤徳集会委員B「こちらは、150周年なので、150にちなむものを入れたいです。」

日野潤徳側からも遊びの提案や要望などを出しながら、話し合いをまとめていきます。

結局、2つの遊びに絞り、それぞれの担当を山都側、日野側で決めて準備を進めることになりました。

教員が口を挟まなくても、両校の児童が意見を出し合い、笑いながら和やかに話し合いを進めていく様子は、このコラボレーションが充実期に入っていることを示しています。

最後は、両校児童で、今年の流行語でもある「ひき肉です」のジェスチャーでお別れ。

ネット世代の子供たちは、東京であろうと熊本であろうと関係なく流行に敏感です。

 

各校で準備を進め、来週の月曜日にも打合せを続けることになりました。

どんな集会になるか・・・今から楽しみです。【校長】 

(山都側から見た打合せの様子は、こちら

東西潤徳小学校コラボレーション〜熊本県教育委員会等学校視察編〜

山都町立潤徳小学校との交流が始まって、1年が過ぎました。

本校は市教委から、両校の交流を「令和5年度日野市教育委員会特色ある学校づくり支援事業」の対象に指定していただき、様々なバックアップをいただいているところです。

今日は、山都・潤徳小に熊本県教委の方々をはじめとした教育関係者が訪問されるとのことで、その中で、熊本県内でも注目される、「東西潤徳小学校コラボレーション」の取組を山都・潤徳小の池部校長先生が説明されるので、本校も協力することになりました。

山都潤徳池部校長「それでは、斉藤校長先生、お願いします!」

と声がかかります。

視察をされていた教育委員会関係者の方々は、急に画面が切り替わってびっくりされたことでしょう。

この1年間余りの積み重ねで、瞬時に、オンラインで両校をつなげられるようになったのが、本コラボの大きな成果です。

今では、電話をする労力と同レベルでオンラインでつながれるようになりました。

画面には、熊本県教育庁、熊本県上益城教育事務所、山都町教育委員会の幹部職員等の方々が映っています。

本校の方から、本コラボの効果、池部校長先生が本校の開校150周年記念式典に参列してくださったこと、私が山都・潤徳小の閉校記念式典に伺うつもりであることなどをお伝えしました。

校長の私だけだと不安なので、ウリー、サクラモチ、くまモンにも出演してもらいました。

先日、池部校長先生からいただいた、閉校記念ののぼり旗も飾って、両校の絆をアピールです。

実は、山都・潤徳小は、熊本県内でも学力上位の学校だそうで、その取組を視察する意味合いもあるとのことです。

池部校長先生は、少人数の山都・潤徳小の子たちが、大人数の本校の児童と交流することで、コミュニケーションの場が広がり、学力向上の一助になっているとの説明をされたようです。

山都・潤徳小の子供たちの態度が素晴らしいといつも書いていますが、確かな学力が身に付いていることも関係しているのでしょうね。【校長】

(熊本県教委等の視察の様子は、こちら

予告なしの避難訓練実施

本日(12月7日)の2時間目、児童に事前予告を行わない避難訓練を行いました。今回の想定は、「地震後に給食室から火災が発生した」というものです。

事前予告のない避難訓練でしたが、子供たちは放送をしっかり聞き、落ち着いて校庭に避難することができました。

校長先生のお話も、きちんと聞くことができました。

 

室内に戻るときには、上履きの底をしっかり拭います。このタオルは、保護者や地域の皆様による寄贈品です。保護者と地域の皆様におかれましては、常日頃より、本校の教育活動にご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。次回の避難訓練は、1月に実施します。

縄跳び集会開催・縄跳び旬間開始

本日(12月7日)の朝の時間、校庭で縄跳び集会を開催しました。

全校児童が整列し、本日の縄跳び集会のすすめ方について体育委員会の児童の説明を聞きます。

 

各学級で長縄の練習をした後、「記録会」を行いました。

開校150周年にちなみ、「150秒(2分半)」で各学級が何回跳ぶことができたか記録を取りました。

 

本校では、本日から12月20日までは「縄跳び旬間」です。この期間に、子供たちが縄跳びに親しむことができるように、「なわとびカード」を配布したり、学級で長縄の練習に取り組む機会を設定したりします。

最終日の12月20日にも再度「記録会」を開き、本日の回数と比較して伸びを実感できるようにします。各学級、何回ぐらい跳べるようになるか、楽しみですね!

ゆら~り、ゆらゆら・・・

理科室から、子供たちの声が聞こえてきます。

中をのぞいてみると、5年生のようです。

校長「何してるの?」

5年生A「ふりこを揺らしてるの。」

理科の「ふりこの動き」の学習のようです。

まだ、授業の導入のようで、子供たちは、任意のおもりを好きな糸の長さで揺らしています。

5年生C「校長先生、見て!すごいでしょ。」

いろいろな場所で、いろいろなおもりで、いろいろな糸の長さで揺らしている子供たち。

とても楽しそうです。

校長「おもりが重いと、よく揺れるのかなぁ?」

5年生D「う~ん、そんな気もするなぁ・・・。」

他の教室の様子を見て、しばらくしてから理科室に戻ってくると、子供たちが集中して話を聞いています。

校長「これから、何するの?」

5年生E「ふりこが1往復する時間を計るんです。」

いよいよ、理科らしくなってきました。

この実験では、「変わるもの」と「変わらないもの」を事前に確認しておくことが重要です。

今回は、同じガラス玉を使い、振れ幅の角度を20°にすることは変えず、糸の長さだけを変えて、1往復する時間を測定します。

測定には、Chromebookのストップウォッチ機能を使います。

10回揺れた時間を計り、10で割ることで1往復の時間が計算できます。

「理科」+「算数」の学習です。

 

実験を通して、ふりこの1往復する時間は何によって変わるのか調べていく子供たちです。【校長】