日誌

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【子供たちがつくる学校プロジェクト】令和7年度 第4回たて割り班活動~第2の教室計画~

今日は、たて割り班活動の日です。

いつものように、放送委員からたて割り班活動開始の放送が入り・・・

5年生が1年生を迎えに行く・・・

ここまでは、いつものたて割り班活動と同じ流れですが、ここからが今回は違います。

校庭に集合する班はなく、全班、集合場所の教室に集まります。

すると、担当の6年生が紙を配り、班員が何やら書き始めています。

ちなみに、このような紙です。

校長「何を書いてるの?」

子供たち「名刺だよ!」

どんなことを書いていいか悩んでしまう低学年もいます。

高学年が優しく手伝ってあげています。

これがたて割り班活動のよいところです。

この名刺を使って何をするかというと、「共通点探しゲーム」です。

名刺に書いたことをもとに、仲間を探していきます。

「『寿司』の人、いない?」

などのような声が教室に飛び交っています。

「好きな食べ物」が一緒の子を探しているのです。

こうしてゲームを通じて、互いのことを理解していきます。

遊び終わった名刺は、模造紙に貼っていきます。

どの教室に誰がいるのか、一覧表ができ上がるわけです。

中には、6年生とじゃんけんして、勝った子から貼ることができる工夫をしている班もありました。

 

完成した一覧表は各教室に掲示されていきます。

 

それにしても、こうした自己紹介的な活動は第1回目のときに行うはずですが、なぜ、10月のこの時期に??

それは、「第2の教室計画」が始まったからです。

第1の教室は、所属している各学級、そして、第2の教室がたて割り班活動で使う場所となるわけです。

このことが何につながるかというと、11月に行われる展覧会です。

実は、各たて割り班のリーダーは、展覧会実行委員を兼ねています。

班員にも明かされていませんが、この「第2の教室計画」が展覧会に大きく関わっていくことになります。

これまで、たて割りリーダー兼展覧会実行委員として、計画を立ててきた6年生たち。(詳しくは、こちら

運動会練習真っ盛りの中、こうして次のビッグプロジェクトが動き始めています。【校長】

【デジこれ】モニターを使った「オート練習」

朝からかなり強い雨となっています。

休み時間は校庭では遊べません。

しかし、校内では様々な動きが見られます。

4年生の「踊リーダー」たちは、練習が佳境に入っています。

6年生の運動会実行委員も踊りの自主練です。

動きが速すぎてピントが合いません。(苦笑)

運動会の「準備・整理運動」担当の子供たちは、全校練習での見本披露のため、細かい動きまでチェックです。

応援団(白組)は、校長にマル秘応援歌を初めて披露です。

「子供たちがつくる」応援団、今年はひと味違います。

そして、全学年から招集された運動会実行委員の会議も開かれています。

今週金曜日に臨時全校朝会を開き、これまで話し合ってきたことをいよいよ公開する予定です。

その段取りを全員で相談しています。

さて、東京都教育委員会「デジタルを活用したこれからの学び(デジこれ)推進地区」実践校の指定を受けている本校。

デジタルの日常化を図るべく、校庭が使えないときの休み時間は、Chromebookでタイピング練習などをして過ごす児童が多く見られます。

しかし、先述のとおり、運動会等の練習、打合せなどで教室を使うことが多く、その教室にいた子は行き場を失い、廊下等で過ごす光景が多く見られます。

今年度「デジこれ実践校」の予算を使って、ポータブルモニターを6台購入しました。

そこで、このモニターの活用を図るべく、廊下の各所にモニターを設置し、運動会の準備・整理運動の練習動画(見本は本校教員)の動画をループ再生で流してみました。

すると、何の広報もしていないのに、廊下でふらふらしていた子供たちがモニター前に集まってきて、動画に合わせて練習を始めていました。

東昇降口の「潤徳小デジタルサイネード」を含め、モニターを駆使しながら、様々な活用方法を検討してみたいと思います。【校長】

子供たちがつくる授業『家庭科 ものの溶け方』ー研究推進委員会

 9月10日に引き続き、今年度2度目の研究授業を行いました。

 潤徳小学校では、第4次日野市学校教育基本構想を受け、「子供たちがつくる」教育活動の具現化を図っています。日々の授業の中でも「子供たちが能動的に学び、他者の考えを認め合い、交流する」場面をつくり出すことができるよう、今年度は以下の研究テーマのもと、授業改善を推進しています。

 

ファシリテーターとしての教師の役割
~子供たちがつたえ、つなぎ、つくりあげる授業~

 

 第2弾として、9月24日に第5学年理科「ものの溶け方」の授業が行われました。

子供たちは授業の中で、「溶け残った塩やミョウバンをさらに溶かすことはできるのだろうか」という問いを立て、その実験方法を考えるために意見交流をしていました。

授業の様子をお伝えします。ぜひご一読ください。

実験道具を実際に見ながら方法を考える児童

授業の様子はこちら⇓

研究だより2HP用.pdf

【潤ファミ】秋の味覚を調べに・・・

明日から10月。

日中はまだまだ暑い日が続いていますが、朝夕の涼しさにようやく秋を感じることができるようになってきました。

秋と言えば食欲の秋。

特に果物のおいしくなる季節です。

社会科で「はたらく人とわたしたちのくらし」の学習に取り組んでいる3年生たち。

先日のスーパーマーケット見学(詳しくは、こちら)に続き、今日は、学校近隣の果樹園「阿川園」の見学に出かけます。

校外に出ますので、行き帰りの 安全確保のため、今回も「潤ファミ先生」の方々にご協力いただきました。

事前に担任と打合せです。

子供たちに紹介です。

3年生A「あ、〇〇ちゃんのママだ!」

校長「違います!潤ファミ先生です!」

各学級、教員と潤ファミ先生方で前後を固めて、道路横断時などで万全を期します。

こうして、20分ほど歩き、無事に阿川園に到着しました。

秋を代表する果物である梨の栽培について教えていただきます。

阿川園では、50mプール5個分の広さの敷地の中、120本の梨の木を栽培しているとのことです。

収穫期には1日、200~500個もの梨を収穫するそうです。

他の果物も栽培しているとのことですが、最も気を遣うのが梨の栽培とのことでした。

特に花粉付けの作業が一番大事なのだそうです。

子供たちは熱心にメモをとりますが、潤ファミ先生方も「大人の社会科見学」として、梨の栽培の話に聞き入ります。

日頃、めったに目にすることのない梨の花です。

白くてかわいらしいですね。

今日の見学に合わせ、一部、梨を収穫せず、子供たちに見せていただきました。

たわわに実る梨を見て、子供たちからは笑顔がこぼれます。

1つの梨の実を育てるためにたくさんの工夫、苦労があることを学ぶことができました。

阿川園の皆様、潤ファミ先生の皆様、ご協力いただき、ありがとうございました。【校長】 

教育実習最終日

今日は、9/1から本校で実習を行ってきた教育実習生の最終日です。

そこで、臨時全校朝会を開催し、実習生からの最後の挨拶の機会を設けました。

本校で鍛えられてきた実習生ですから、平凡な挨拶では許されません。

そこで、自作の「〇×クイズ」を交えての挨拶となりました。

問題は4問。例えば、

実習生「私の好きなことは、野球を見ることである。〇か×か。」

といった内容です。

このことは、実習開始時の挨拶で話していたことなので、覚えている子にとっては簡単な問題です。

1年生も「〇」を出した子は正解で大喜びです。

実習生「今日、私が履いている靴下の色は黄色である。〇か×か。」

といった難問も出されます。

「え~!」という戸惑いの声が各教室から上がります。

実習生「正解は・・・今日、私を見かけたら聞いてみてください!」

最後の問題は、「私は潤徳小学校が大好きである。〇か×か。」

子供たちも「〇」で大正解!

笑顔での最後の挨拶となりました。

教室に戻ると、早速、子供たちから「靴下チェック」を受ける実習生。

今日は「幸せの黄色い靴下」のようです。(笑)

5年生の学年付の実習なので、1時間目から運動会の学年練習に参加します。

東京都教育委員会「デジタルを活用したこれからの学び(デジこれ)推進地区」実践校の指定を受けている本校。

運動会練習も体育館、多目的室、5年教室の3か所にパート別に分かれ、オンラインでつなぎ、5年生の運動会実行委員の進行で効率的な練習を進めています。

「最後の授業」も行います。実習を通して、だいぶ「先生」らしくなってきました。

 

所属学級の5-2でのお別れ会では、子供たちからの寄せ書きが贈られました。

実習期間で育まれた子供たちとの絆は大きな宝物になることでしょう。

潤徳小での経験が実際に教壇に立った時に役立つことを願っています。【校長】