学校の様子

校内研究会(6年生 研究授業)

  10/24(火)に今年度5回目の研究授業が行われました。6年生の陸上運動「ハードル走」の学習でした。

ハードル走の学習は、3人組で実技を行う人とアドバイスをする人に分かれて学び合う「トリオ学習」で行いました。子供たちは、「学びナビゲーション」というチャート式の掲示物を活用して自分で課題を設定し、それをトリオで共有しました。課題に沿った練習方法が書かれているので、自分の学習課題に適した練習方法を選んで学習に取り組んでいる姿が印象的でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  また、子供たちの恐怖心を和らげ、すすんで取り組めるようにするために、部分的にハードルのバーをお風呂マットを切ったものに変えた「お風呂マットハードル」を取り入れました。

子供たちは、友達のタイムを計測する、並走してアドバイスをする、クロームブックで撮影する、踏み切り位置を確認して目印を置き示してあげるなど、助け合いながら学習をすすめていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  振り返りの時間に、インターバルを3歩で走ることができる間隔のめやすとするため赤玉を置く工夫をしていたトリオの紹介がありました。後半では友達のよい方法を取り入れ、赤玉を活用する姿が各所で見られました。後半はトリオではなく自分一人で取り組むことも選べたので、一人で何度も何度も黙々と課題に向き合う子供の姿もありました。トリオを続けているグループの中には、「トン、123。トン、123。トン、123……」と、友達の走りに合わせてリズムよく言っている姿も見受けられました。1時間の中でも友達のアドバイスをもとにして、動きがよくなった子供が多くいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  最後にもう一度振り返りを行いました。この時間で自分の課題を解決できた子供たちは帽子の色を赤にします。トリオの中で「できていたよ。」と伝えられて帽子の色を変える姿も見られました。

次回の学習でも、引き続き自分の課題に沿った練習方法を選び、トリオで協力しながら課題解決をしていってほしいです。